デザインコースでは、毎年2年生が本校文化祭『菊葉祭』にて御神輿を発表します。
この御神輿は東京藝術大学の藝祭の名物である御神輿を目標に、5月からデザインから考え、小さな模型を作り、そこから夏休み期間も使いつつ発泡スチロールや木材を組み合わせ造形し、高さ約2.5メートルの巨大な御神輿の制作に2年生全員で挑戦します。

採用デザイン マケット(模型)
2025年の干支である巳(へび)をテーマに、デザインコースが末長く続いて欲しいという願いを込めたデザイン。縁起の良い白蛇と、菊葉祭の「菊」をモチーフにして鳥居の額にも「菊葉祭」の文字を加えた。威厳と華やかさを両立させ、デザインコースの始まりを飾る御神輿にする。

候補となったデザイン、マケット
マケット制作風景
制作開始〜6月上旬の制作状況
7月上旬の制作風景

7月下旬、屋外に場所を移しての制作
8月下旬の制作風景

9月の制作風景
完成 菊葉祭にて
御神輿 デザイン・制作リーダー Sさん
お神輿制作は普段と違ってクラス全員で一つの作品を作るので、単純に造形の技術だけではなくチームワークが求められました。全員で完成イメージを統一しながらそれぞれで作業を行うことは難しく一筋縄ではいきませんでしたが、徐々に形になっていくことで愛着も湧き、達成感につながりました。また、デザインから作業の進め方までほぼ全てが自由というのは初めてで、大変なこともたくさんありましたが、本当に特別な体験になりました。とても楽しかったです。
制作風景 100枚に及ぶ制作資料
